組織に求める価値観

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自分が組織に必要だと考えている価値観を以下に挙げます。 正直かなり理想論で、現実がそうもいかないのは承知しています。

「えらい人」がいないこと

自分の中で「えらい人」というのは、役職を特権と勘違いして、何もやらない人のことです。 過去に自分は、キレイゴトを言うけれど何も実行せず、人に任せず権力を抱え込み、 うまくいかなくても責任を取らない人に苦しめられてきました。

「えらい人」がいると、それが組織のボトルネックになります。 そして「えらい人」に媚びる人が増えることで、大企業病になります。 そのような組織になったら、何をしてもうまくいきません。

チームで働くための「仕組み」があること

自分はずっとコミュニケーションが苦手だと思っていました。 しかしいろんな人の話を聞くと、自分が思っているほどは苦手ではないようです。

自分と他の人で認識が違う理由は何かと考えてみたのですが、 「コミュニケーションのための仕組み」があるかどうかが鍵だと気づきました。

それは、「心理的安全性」の元となったGoogleの記事にも書かれています。

この記事では最初に「チームとは何か」を定義しています。 その定義の重要な点は「相互に強く依存するかどうか」です。

相互に強く依存するチームで働いていれば、コミュニケーションを取る機会はたくさんあります。 しかし相互依存性が最小限のワークグループで働いていると、コミュニケーションを取る機会が少なく、 ハードルが高くなります。そして、コミュニケーションを取る機会が少なければ、いいものは作れません。

なので、チームで働くための仕組みがあることが重要です。

本質的価値に取り組むこと

「スピード感のある組織」が希望ですが、 ただスピードだけ追求しても成果は上げられません。 なぜなら、間違ったことを早くやっても意味がないからです。

もちろん「やってみないと分からない」ものはやった方がいいと思います。 「流行っているから」という理由だけで何も考えないのが問題です。 本質的に価値があることに取り組む姿勢が必要です。

また、組織の強み(コア)以外の業務はやらずに他社に任せる姿勢も必要です。

体系的廃棄・継続的改善ができること

組織として「体系的廃棄」「継続的改善」ができる、 あるいはできるようにしたいと本気で考えている会社を希望します。

その理由は、古い技術や古い製品が足枷となって、生産性を落としているからです。

むやみに新しいことに取り組むのではなく、目の前の現実と向き合って改善していき、 過去のものとなったものについては廃棄していくことによって、 生産性を上げていくことが必要だと考えます。

会社にスピード感があること

次に、会社にスピード感があることです。

自分は納得しないと動けない人なのでただ目的もなく動き回るのは苦手ですが、 スピード感がないのは苦痛です。

その他希望するもの

可能なら、以下のような環境が望ましいです。

  • 弱みを克服するよりも強みを活かす
  • ブラック顧客に対して毅然と向き合える
  • ツールは個人やチームの裁量である程度選べる
  • クラウドファースト
  • Macが使える