キャッチフレーズ

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自分のキャッチフレーズ

「自分のキャッチフレーズ」というのはちょっと恥ずかしいものがありますが、 名刺を作るときにあったら面白いかなと思って、考えてみました。

カイゼンで遊びを作るエンジニア(2018/11 作成)

まず「カイゼン」は一度きりの「改善」ではなく、継続的に改善することです。 最初は「継続的改善」を採用する予定でした。 これはドラッカーの「明日を支配するもの」に出てくる言葉です。


明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命

ただ、「継続的改善」はちょっと固いので、カタカナのカイゼンにしました。

次の「遊び」は楽しみとしての遊びと、工学で使われる余裕としての遊びの両方です。

既存のものの改善は好きなのですが、分単位までスケジュールを組むのは苦手です。

自分が改善することによって欲しいものは、 楽しんだり、新しいことにトライするための余裕です。 あるいは、コミュニケーションのための時間です。

特に、自分はコミュニケーションが苦手で、納得できないと動けないタイプなので、 コミュニケーションにはいくらでも時間を使いたいです。 そのために、定型的な作業を改善して時間るのが、自分のやりたいことです。

ドラッカーも著書「経営者の条件」において、 コミュニケーションを行うためにはまとまった時間が必要と書いています。 自分がカイゼンしたいのはまさにこのためです。

人のために時間を数分使うことはまったく非生産的である。何かを伝えるにはまとまった時間が必要である。 方向づけや計画や仕事の仕方について一五分で話せると思っている者は、単にそう思い込んでいるだけである。 肝心なことをわからせ何かを変えたいのであれば一時間はかかる。 何らかの人間関係を築くには、はるかに多くの時間を必要とする。

(中略)

そのうえ知識労働は肉体労働のようには測定できない。 そのため、正しい仕事をしているか、どのくらいよく行っているかについて、簡単な言葉で伝えることができない。

(中略)

知識労働者については、満足すべき仕事をしているかどうかを知ることさえ容易でない。 知識労働者とは、何をなぜ行わなければならないかについて腰を据えて一緒に考えなければならない。ここでもまた時間が必要となる。


ドラッカー名著集1 経営者の条件